本日の撮影用に要した原稿を記しておきます。IMG_4366

■ドローンで撮影した映像の特徴
通常目にしない高い視点での撮影や人が立てないところでの撮影などこれまでに目にしたことのない映像が撮影することが魅力です。

■これまでにできなかったことができるとされる魅力
ヘリコプター空撮ではできなかったことが、手間がかからず容易に撮影できることや各種様々な業務に使用できます。
被災地の状況確認や農地の監視プログラムに使用するなど様々な新しい試みもあります

■撮影の需要(どんな方がどんな用途で依頼されるか)
旅行会社さんなど、ユーザーに知ってもらうためのプロモーションムービーや最近はやってきた、AR用動画や自社プロモーションビデオなどyoutubeなどでの一般公開などに使用され、建築物の調査などのお問い合わせもあります。

■ドローンでの撮影時の注意点
シーバードでは以下のルールを設けています。

  • 機体のホバーリングGPSのチェック
  • アプリケーション内のセルフチェックの確認
  • 風速が5メートル以内であること
  • 群衆、人混みの上の飛行禁止
  • 立ち入り禁止区域や私有地の飛行禁止
  • 市街地の飛行禁止
  • 鉄塔や電線のそばの飛行禁止
  • プロペラ音に対しても気配りが必要

映像使用時のモラルに関して

  • 個人を特定できる映像を許可無く使用しない
  • 私有地を特定した映像を許可無く使用しない

ラジコン操縦士登録と保険の加入は必須!

■ドローン操作の程度(難しいのか、否か)
操作に関しては、機体の性能差にもよりGPS、コンパスの正確性や各センサーが充実している機体であれば操作はしやすいが、予期せぬ事態への対処知識やマニュアル操作を心得ていないと危険である、訓練は必要と考えます。

電波障害や機器トラブルの場合で操縦不能になってしまうケースも考え飛行のロケーションもしっかり考慮する必要があると思います。

■撮影場所の許可や制限について(許可申請が必要な場合とそうでない場合、飛行させる制限等)

撮影や飛行の許可は正直グレーゾーンでありますが、通常の陸からの撮影許可と同様に道路の使用許可など、同じ手順を考えています。
土地の所有権侵害の問題もあるので敷地内には入りません。
ドローンメーカーが定める飛行禁止区域外と航空法の定める範囲を条件としています。

被写体のプライバシーなどを侵害しないようなモラルのもとで行っています。

■今後整備されるであろう規制等の問題についてどう考えているか

基本的には、規制が曖昧な中で、ドローンという機械を操縦する安全へのモラルと
携帯電話などと同様に撮影することへのモラルをそれぞれ重視しています。

ドローンの規制については現在アメリカも整備が進んでおり日本でも急ピッチで進んでいると思います。
メーカーや自治体レベルでも整備が必要と考えます。

業務としている我々自身は、撮影のモラルと安全面のルール作りを整備し法的な整備が無いうちは、ドローンを飛ばす全ての操縦者が高い意識で注意を払い操作をしなくてはならないと思います。

現状、法人や団体ではそれぞれの受注条件ルールに基づき、撮影を請け負っています。